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口呼吸の影響

2005年12月12日|

呼吸は正常な状態では鼻を通して行われますが、鼻詰まり続くと口で息をすることになります。口呼吸が続くと唇が乾燥し、亀裂が入って出血しやすくなります。また、歯肉にも乾燥しているところとしていないところに境界ができたり、歯肉が提状に盛り上がったり、歯垢が乾燥し口臭の原因になることもあります。
私たちが吸い込む空気には、さまざまな病原菌が含まれています。鼻から吸引した場合、病原菌の多く(50〜80%)は鼻の粘膜に吸着されますが、口から吸引した空気は、そのまま喉まで行ってしまいます。すると喉の粘膜が、さまざまな病原菌におかされることになります。
しかも鼻呼吸の場合は、冷たくて乾いた空気でも、鼻腔で暖められ湿度を含んだ状態で喉まで到達します。これに対して、口呼吸の場合は冷たくて乾いた状態の空気が喉を直撃しリンパ組織に損傷を与えます。また吐く息も、鼻腔を通ることで鼻腔を適度に乾燥させ、カゼのウィルスなどの病原菌の繁殖を抑える効果を発揮しますが、口呼吸では鼻腔は常にじめじめした状態になります。
口呼吸も口腔習癖の一つであり、成長期に長期間行われると、顎の成長や歯の生え方に悪い影響を及ぼし、上下の歯が出っ張ったり、開咬(奥歯だけ噛んで前歯が噛まない状態)になったりすることもあります。
このように顎骨の形が変わってしまうと、ますます唇を閉じることが困難になり、後で鼻の状態が改善されても唇は開いたままで、鼻で呼吸することができなくなります。
アレルギー性鼻炎やアデノイドなど、幼児の長期にわたる鼻詰まりにはなんらかの原因がありますので、耳鼻科医との連携が必要になることもあります。