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糖尿病治療は、歯周病の治療から

2007年9月12日|

食生活が、質・量ともに豊かになった日本では、全国民の20人に1人が糖尿病患者と言われています。この傾向には、ますます拍車がかかり、20年後には患者の数は倍増するという予測もなされているほどです。

糖尿病にかかると体がだるいだけでなく、網膜症や肝臓病など、全身性の疾患に悩まされることになります。さらに体中の悪玉の微生物と戦う機能が極端に低下することから、歯周病菌にも十分に抗しきれず、口の中での増殖を一方的に許してしまいます。そのため歯周病はどんどん悪くなっていき、糖尿病性歯周病とでもいった状態に陥ってしまうのです。現在歯周病は糖尿病の第6番目の合併症と言われています。

そして最近になって、歯周病と糖尿病との因果関係が次第にかわってきました。歯周病が糖尿病そのものを引き起こすわけでは有りませんが、歯周病を治療せずにそのまま放置しておくと、口の中に生じる炎症や感染の持続によって、糖尿病は悪化傾向をたどって、同時に病原菌感染を抑える能力や創傷治癒能力までが低下していきます。

糖尿病のコントロールをきちんとするためには、歯周病を治すことが重要で、また歯周病を予防したり進行を防ぐためには糖尿病の治療が大切ということになります。

歯周病と糖尿病。意外に密接な関係なのです。